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(4)ある軍医の日記・戦いが終わらない
Истории

(4)ある軍医の日記・戦いが終わらない 

2023年

10月13日 戦争が教えてくれたこと

戦争に与えられた叡智は「生と死の境界線に触れられぬものは意味がない」というものだ。人生の布は白と黒で織りたてたものであり、真っ二つに切り分けられないものである。いつかぼくらの内心は源へもどり、雨粒は海へ戻り、合流する。このときに白と黒はちゃんと分けてくるかもしれない。でも今のところは… この世はここまでのことであり、合流することができかねる。だからこの戦い溢れた世界は昔から変わらぬ。生と死、悪と善、黒と白は一生に行き、嫌いな面を避ける方法はない。戦争が大嫌いけれど戦争の中だけで本当の勇気を、心の宝石を見つける事ができて、黒い心のわざも見えるようになった。僕の精神は随分成長してきて、自由になった。それは戦争のおかげで。悪の淵も照らされていて、戦争のせいで、戦争のおかげで。人々の痛みが深くて苦しい… 人の憎しみが深い、人の怒りが隅々まで滲んできたとき、人の心の強さが何よりだと思う。前にもそれを全部知っていたけどはじめて実感したのは戦場だ。血まみれで、破壊された地域の中で心の宝石を見つけるのは不思議じゃないか。多過ぎる傷を付けられた人は憎しみの波で流されて、全部ロシアからのものを滅したいけれど僕はこのことができぬ。僕にとってこのことは「負け」ということになるだ。悪の前での負けである。

黒だけで塗られた世界は偽物だよ。いくら「それは真実だ」と言っても黒しか見えない世界は偽ったものである。どんな理由であろうと憎しみで歪んだ心たちは哀れ者だね。残念ながらこんなふうに戦争で蝕んだ心たちがたくさんいる。黒だけで滲んだ心たちはどんな理由であろうと悪の前に倒れたことだよ。この戦争はいつ、どんな方法で終わるのか分からないけど心の中に戦争は一番危険で、容赦なくて、無惨なことである。戦争は正式に終わっても人間の心の中に戦争が残ったら、またどこかでその戦争が絶対勃発する。人間の心たちとどうしよう…

まだわからないけど、それは神様の地域なのかもしれない。僕にとってただどうであろうと人間の心を失わなければいい、それ以外何も求めていない。人間の形を失わないことは世界の一番の勝利だと思うから。これだけ何より、みんな同じものになれば世界は輝きものに変わるかもしれない。これは僕の戦争から得た知識、結論だ。

すばらしすぎて泣いた ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚) ゚-先生

10月24日

この世を守りたい

力がないのに

永遠の真実に届きたい

手に何も入ってないのに

目映い世界を築き上げたい 

能力がなさそうなのに

ただ果もない道に進みながら

行き続ける

10月28日

戦争というのはいったいなんだろう。無理強いたくさん命を終わらせることであり、魂を変化することである。古代からなかなか終わらないことである。なぜ人間にとってそのことは避けられないなのか?意味が分かることが出来ず。殺し合い以外には、この世の中に盛りだくさんであるべきことがあるはずだ。例えば、自分の欲望との戦い。自分の身体や心を支配するように努力することだよ。結局この世の秘密を分かるように、自分の中にある精神の力を分かるように努力のときだ。それなのに。。。終わらない殺し合い、終わらない怒り、まだ終わっていない抹殺です。人類は自殺をする覚悟は、ずっと持っているようだ。人間にとって自分の命はそんなに役に立たないのか?逆にある人は生き残るためにどんな卑怯なことでも全部やれそうなのか?身体の自殺であり、魂の自殺である。どちらの自殺が悪いのか?体の命を失いたくないけど魂が醜くなったら最悪なことだと思うから。だが大勢の人は違う意見を持つ。だから自分で生き残るために裏切っている、嘘をつく、殺す。それにしてもついに死ぬ。皮肉なことであり、こんな世の習慣は変わらない。自分の心を失った人々はみんなその傾向に陥る。頻繁にこの奴らの仕業の結果を反するように価値がある人間の心は自分の命を犠牲にしなければならない。みんなの幸せのために命を捧げる。いつこの習慣が終わるのか?それから人間は、一体なんだろう?神様の形を求める生き物なのか、悪魔のものなのか?

11月5日 日本の日常、僕の日常

🙂日本語の教科書には旅館や温泉の予約についてのレッスンがある。それを読んでいる途中、「例えば僕の周りにある景色や日常や設備などについて何を書くことが出来るのか」と考えてみた。例えば、僕らは滞在するある前線の村の地下はこんなふうに広告することが出来ると思う:

「地下に群がっているネズミの量により三、五、七ネズミ星の地下です(収穫をだれもしなかったから、猫が足りてないからネズミがときどき天井から頭へ落ちている。残った猫たちはもうネズミを食べていない、ただ時々掴んでいて、その後戯れている)。雨が降るとき足元に温泉ができる。そして、青空のトイレ(草)。空から自殺ドローンか、爆弾など飛んでくるときに元気そうな気持ちになるし、ときどき綺麗な火事の景色が見れます。ぜひ訪問して、お願い致します」というふうな広告は悪くないと思うかなー🙂過激な旅行が好きな方々は絶対興味があると思うから🙂 ではこの旅行のあと旅行者の高評価のレビューか、クレームかどっちになるのかは疑問ですけど…😁

11月19日

戦争は自分のペースで続いている。また敵の攻撃が始まり、我々の防護です。僕らも、敵も何も解決的なことはできないけど。だからいつものまま。心だけがどんどん変わっていくんだ。年寄であろうと、女性であろうと、子供であろうと、誰でも、心は同じようにほとんど無神経になっている。死は日常的なことになってしまったから。それは戦争の一番悪い結果だと思うよね。たくさんのことの意味の理解は心で色褪せてきたみたい。人間はなぜ自分の体に縛りついているんだろう。こんなに儚い、脆いことはこの体が、一瞬にバラバラになっちゃうことがあり得て、その解毒剤がない。下らないなあ。

冬の道にさ迷い

真っ暗な夜を越えようと

一筋でもの光を

探しながら

行き続ける。

荒野の暗闇のなかで

意識も、心も失いそう

一体何のために生きてゆくのだろう?

一歩しか見えないのに

一歩ずつしなければならぬ

いつか平和な所に届くはず

まだ誰にもいらないでも

未来は我らに優しくなるのだろう。。。

Marugotoの宿題:

草津温泉三旅館 ご担当者さま

サシャと申します。わたくしはいつかそちらの宿泊を予約したいと思います。滞在中に関してお願いしたいことがあります。

私も友達もいろんな種類の爆発のことに慣れてしまったからこそ騒音がない生活はもう絶えられなくなりました。我々の滞在中には時々なにか爆発してくださいませんか。爆発しなければ睡眠が悪くなると存じますから。

お返事、お待ちしております。

サーシャ

12月5日

戦争のことは続いている。元気や、力があるかどうかにも関わらず続いてるよ。雨でも靄でも何もかも終わっていない。泥だらけの塹壕は凝ったが、その中の兵士たちの存在は変わらない。突撃を待ち、反撃を整え、反射と隠れを続けている。土の穴に存在する人間たちにとって何も変わっていない。僕と言えば、この周りの中にだんだん消えてしまいそうだ… 他の生き方はもう想像できなくなりそうだ。他の人生は、生活はどんなことでしょうかね? 偶に恋人と数日だけ会うことが出来るですが、それはお祭りみたいなことでしかない。このようなお祭りは普通の人生にいつか変わるのだろう… 正直にいえばもう信じられないんだ。日本語のことが好きだけど一歩ずつ鈍くて、頭が固くなっていくかもしれない。新しい言葉を見てもほとんど覚えてない。簡単な漢字も忘れていきそう。それはどうしようもないんだよね。ただ戦争の冬の中で彷徨いながら躓いたり、転んだり… じゃ、眠ろう…

12月7日

土へこぼれ落ちて

消えてしまう

我らの血

土から空へと

発芽しながら

植物の命に湧いている

我らの血

輪廻の旅

終わらないサイクル

この世の心に刻み込んだ

法律だ。

生きているのか、死んでいるのか

宇宙の呼吸には

皆同じことである。

12月12日

凍った野原は、凍りついた魂

いくら頑張っても手に何も入らない

何処かに眩しい星がきっとあるけれど

心のなかで温もりが消えちゃうよね

いつが再びに火花から夏の暖かさは

現れようですが

今の所は雪の女王の地域だね

冬眠された心は

ふわりふわり緩んでいく。

2024年

1月7日

あけおめことやろ。結局日記へ戻ったもん。いろいろありすぎたから手も足も出ない🙂今回は怪我人よりヴイルスに困らされたなあ。ただのインフルエンザだが、ほぼ全員が罹って、後遺症の肺炎は30件もあった。だから僕のような医者は病院とのやりとり以外に何もできなかった。戦争は変わっていないけど。今、敵が攻撃して、私達は防護している状態だ。いつまでそれは続いていくのかな…

文化のために、教育のために、芸術のために普通にお金がほとんどないけど戦争のためだったら… ね。いつもあるよ。(すっごい気持ちわかる。もったいなすぎるんだもんねー先生)だからいつも人間はいったい何者かと考える。生のために努力が少ないけど死のことだったら… よろこんで。下らなすぎる。世界は秘密がたくさんあるけど、この種類の秘密は汚ない、なんか。死への引力だ。このことの究極の意味はいったいどこにあるの… なぞなぞだよね。人間失格としか言えないね。

1月8日 (能登地震の後

美しい日本でもいろんな災いがある。世界中にどこでも悪のない居場所がないね。私はただ自分の思いを結晶させ、それ以外何も出来ない気がして、残念極まりない。日本語を勉強する力も減ってきて、何をしたらいいのか分からん。ただ毎日毎日何処かへ進む、やるべきことをやるために… (少しずつ進むしかないよね!そういうときもあるんだよね。生き抜こう!!!そのあとはそのとき考えよう。明日は明日の風が吹く!ー先生)

2月27日

生きてるのか、もう死んでいるのかまだ分かっていない。戦争の中に命の価値も消えそうなことであり。終わらない抹殺は続いて叶わない。

出口は何処にあるのかも見えません

行き止まりだらけの空間であり、魂のない地域である。

地獄の荒野をさまよいながら僕たちは

神様の息を感じたい。

一緒に祈りましょう🙏ー先生

5月4日 戦争という歪んだ空間

戦争のことは容赦ないことだよ。戦争は体も、魂も、全部壊したがるみたい。戦争のやつはこの長い時間僕の魂も一口ずつ噛み砕いてって、嚙みこなすように頑張っているようだ。悪と善もいろんなところに混ざっている。この時間に我々の体や魂から血が一滴一滴流れ出たようだ状態だった。裏切りはたくさんあって、残酷さはありすぎて、魂から力は消えちゃいそうです。この戦争には勝利はいったいあるのか? あったらその勝利はなんでしょうか。地域を取り戻したけど、人々の命、人の魂を失うなら、それは勝利なのか?負けなのか?分からないよ…

今の戦争のところは閉じこめられた、歪んだ空間みたいなことであり、中から自動的に発展する種のようなものである。外の世界と比べたら良いことと悪いことの分け方が時々すごく違ってる。敵の人を殺すのはいいこと、たくさん殺せばすごく良いことだ。その目的のために自分の人々も材料として使ったら絶対に悪くない。敵に対して慈悲すれば悪い。兵士は馬鹿な命令に従っていなければ、すごく悪いことだ。いくら馬鹿な命令でも従うか死ぬか。それは戦争の真実である。この歪んだ空間をあとでどんな方法で治せるのかなー… ここは普通のモラルは効果がない、殺人的なモラルは栄えている。

今の戦争の状態について話してみれば、我々の力が崩れてしまい、兵士の数はどんどん減っている一方だ。何も変わらなかったらある日だれも残っていない。そのときにあの野郎たちは前に進はじめるに違いない。でもね、とにかく今の兵士は既に自分の義務を果たしていたと思う。その上に何もできなくなるさえあれば、それは僕らのせいじゃない。この世の中にいろんな宿命があり、もしかしたら我々の宿命はこれです。神様に任せよ。

結局神様の意思に体も、魂も任せなさい。

いつか原因と結果は明らかになるかも知れない。

🙏

5月7日

どんな暗闇でも

地平の背景に

光がある。

どんな苦しみでも

世界の源に

幸せが咲く

藻掻いても躓いても

いつか空にある扉は

開くはず。

日記の終わりだよ🙂

(戦時名サムライ、ウクライナの軍医)

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